はじめに
私がSTEAMというキーワードをはじめて聞いたのは、前職(もうすぐ前々職)の上長からだった。 当時二つの役割を兼務しており、片方の業務における上長の方だったのだが、 とても尊敬できる方でとても多くのものを学んだと思う。 あまり頻繁に言葉のやりとりをしたわけではないので、先方からするとあまり多くを教えた実感はないのかもしれない。 でも、私からすると数少ないやり取りでありながら、本質をついたキーワードを適切なタイミングでいただくことが多かったなぁと思っている。 STEAMというキーワードもその中のひとつだ。
STEAMはよくSTEAM教育という単語で扱われることが多いと思う。 日本語版のwikipediaの初版が、2018年1月に英語のwikipediaの内容を翻訳する形で作成されているので、 当時の上長から聞いたのは日本での認知が広まり始めたタイミングだったようだ。
引用 Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合的に学習する「STEM教育(ステムきょういく)」に、 さらにArts(リベラル・アーツ)を統合する教育手法
さて、STEAMは創造的な課題発見と問題解決を向上させる軸の考え方の一つということであるので、 是非とも自身の能力を向上させるためにSTEAM軸で学習をしていきたいと思ったところでの本エントリの題名である。
本文
ググレカス文化にのっとり、いくつかのキーワードを組み合わせて情報収集をしてみた。 "steam 独学" "steam 書籍" このへんだと、どうしても子供向けの教育の話が上位に表示される。 ロボットやプログラミングを通して学ぶという内容が目立つ。 作ったものが目に見えて動くと学んだという実感も沸くのだろう。 プログラミングが必修になったのもあり、子に習わせたい親は多いからだと思う。
"steam 社会人" としてみると、企業においていかにSTEAM教育を受けたSTEAM人材なるビジネスパーソンが役立つか、 あるいは、企業人として目指すべきはそのような人材だ、といった記事が目立つ。 自分としては、具体的に何をどのように学習すれば良いのか、という情報を集めようとしていたのだけれども、 ちょっと抽象度の高い記事が多いようです。
ということで、結局は何をどう学ぶかは自分なりに考えるしかない、という結論になった。 まぁ、自分が何を学んできてそれをどのような場で実践してきたか、 自分はどのような課題に今向き合っている(今後向き合うことになる)のか、というのは自分しか知らないわけで。 まずは、それぞれの分野の特定の領域で「良書」と呼ばれるものから読むところからはじめようと思う。 実践の場としては、やはり仕事が割合大きいとは思うものの、家庭や趣味等にも活用できる場面もあるだろう。
まとめ
STEAMはどのように独学するのか。 →自分の状況から自分で考えるしかない。
身もふたも無い結論ですみません。