#001.ChatGPTと共に起業を企てる

はじめに

ChatGPT を使って長期的なプロジェクトを完遂できるか、の実験のために個人的な趣味と実益を兼ねたテーマで連載してみようかと思いました。

お題の通りで、ChatGPTさんと相談しながら起業する事を一旦のゴールと設定しています。

進める中で、起業までのプロセスや中間成果物、プロンプトエンジニアリングの手法と事例を学びたいと思います。

読者の方にはその過程を見ていただく事で、反面教師にしたり参考にしていただければ幸甚です。

それでは、1日目スタートです。

 

やることを洗い出そう

起業するには何をしなければいけないのでしょうか。

早速ですが、聞いてみましょう。

 

私は1年後に起業しようと考えているソフトウェア技術者兼プロジェクトマネージャーです。あなたには、優秀な起業家サポーターとして、このセッションで、1年後の起業に向けて戦略の立案から最初の顧客獲得までを手伝っていただきます。まずは必要な実施項目の洗い出しを行なってください。

ここでは、「あなたは優秀な起業家サポーター」というロールを与えるだけで、特に他に情報を与えないゼロショットという手法で答えを出してもらいました。

 

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私がソフトウェア技術者というところに引っ張られている項目はありそうですが、なんとなく網羅感はありそうです。

 

やることの抜け漏れをチェックしよう

念の為、ChatGPTさんに自己チェックしてもらいましょう。

 

今出力していただいたプロセスを評価してみて下さい。評価基準としては、銀行の融資担当が納得できるか?新規事業企画者がどのように評価するのか?というそれぞれの観点でチェックしてみてください。

とあるロールを与えてゼロショットで洗い出してもらったので、別のロールを与えてその観点からチェックしてもらいます。

企画者と投資家の2面で評価してもらいました。

 

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網羅できているそうです。一旦信じて先に進めましょう。

次回は、最初のステップをブレイクダウンするところから始めていきます。

お楽しみに。