#004.ChatGPTと共に、マイルストーンを決める

前回の振り返り

前回はブレイクダウンして出来上がったタスクの一つを消化し、

事業の目的・ミッション・バリューを決定しました。

あとあと修正はあるでしょうが、今整理している情報からはこれ以上考えてもしょうがないので次に進みます。

#003.ChatGPTと共に、目的・ビジョン・ミッションを作る - shujitの日記

 

マイルストーンを決める

2025年の2月までには起業完了している状況を想定しています。

果たして間に合うのでしょうか?

後続の検討事項をどれくらいのペースで完了できるのか検討してもらいます。

 

「ビジネスプラン」の「各項目の実施タスク」のうち、「1.概要(エグゼクティブサマリー) / 事業の目的、ビジョン、ミッションを明確にする」を一旦完了しました。

ここまでに1/24〜1/29の6日間かかりましたが、この実績をもとに「市場分析」以降のビジネスプランのタスクの見積もりを行い、マイルストーンを設定してみて下さい。

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うーん、なんか実績値をもとに単純に1週間ずつ割り振っているだけのような気がします。

市場戦略の項目も落ちてしまっています。

 

「市場分析」を先頭に持って来て下さい。

市場分析の開始日を2/1に設定して、後続のタスクをそれに合わせて調整して下さい。

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自己レビューしてもらいましょう。

 

この期間の見積もりの妥当性を確認して下さい。

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考慮事項のうち、現時点で考慮できそうなものは、上2つぐらいでしょうか。

見積もりの前提として考慮して再見積もりしてもらいましょう。

 

「タスクの複雑さと範囲」を見積もりに含めて下さい。

ここでは、一般的な難易度設定で各タスクの重みをつけて下さい。

次に「リソースと能力」を考慮して下さい。

リソースは私1人で、スキルは以前お伝えした私のスキルや経験、資格を考慮して下さい。 以上を踏まえて調整したマイルストーンを提示して下さい。

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微妙に変化しました。

根拠を説明してもらいます。

 

前回の見積もりと差分があるタスクは、その差分の根拠を示してください。 差分がないタスクについてもどのような判断で差分なしとしたかを提示して下さい。

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「ブランド・マーケティング戦略」や「営業戦略・顧客獲得」に調整が入るかと思ったのですが、どうやら1人というリソースの上限による調整の方が強かったようです。

 

この時点での見積もりは、どれだけ精度上げようとしてもそれほど上がらないと思うので、今回のマイルストーンを目標として設定して、次へ進みたいと思います。

適宜見直します。

 

次回予告

ビジネスプランの「市場分析」の項目に進みます。

引き続きよろしくお願いします。

 

お知らせ

試してもらいたいことや、進め方の提案、プロンプトについての簡単なご相談・質問など、コメントにてお受けいたします。お気軽にどうぞ。

ChatGPTと共に起業する#003

前回の振り返り

起業までに実施するプロセスのブレイクダウンをしました。

最初のタスクとなる「ビジネスプランの策定 / 概要(エグゼクティブサマリー)/ 事業の目的、ビジョン、ミッションを明確にする」

に必要なインプットと処理について具体化しました。

 

目的、ビジョン、ミッションを明確にする

ありがとうございます。

それでは、これから

1. 業界の背景

  * 業界の現状と歴史

  * 業界内の主要なプレイヤーやトレンド

2. ターゲット市場

  * 誰が顧客か(顧客の人口統計、興味、ニーズ)

  * 顧客の問題点や必要性

3. 自己評価

  * あなたのスキル、経験、ネットワーク

  * 事業に対するあなたの情熱と動機

4. 競合他社

  * 競合他社の強みと弱み

  * 自社の差別化ポイント

5. 社会的・経済的トレンド

  * 現在の社会経済環境

  * 関連する法規制や技術進歩

の順番で、インプットします。

1つの番号ごとにインプットしますので、理解したかの確認のため、1つの番号ごとに要約をアウトプットしてください。

進め方分かりましたら、分かったと返答をお願いします。

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ここからは、私が長年生きてきたIT業界をテーマとして進めていきます。

他の業界の方々は、一旦読み物として読んで頂ければと思います。

進め方やプロセスについてはどの業界であっても参考になるのでは、と思っています。

1. 業界の背景

まず対象とする業界は、日本のIT業界とします。

* 業界の現状と歴史 現状について

経済産業省が提唱する2025年の崖という考え方があります。

これは、あらゆる産業において複雑化・老朽化・ブラックボックス化した既存システムを使用している企業が多数存在しており、その企業においては、そのような既存システムの存在がデジタル技術を活用したビジネスの推進の足枷になっているというものです。

業界の歴史にも関係がありますが、端的に説明するとそのような企業においては、これまでのシステム企画から開発、保守、そしてそのマネジメントの大部分ををITコンサルやベンダーに多くの部分を任せていたために、社内のシステムを手の内化することができてこなかったという背景があります。

また、「組織としてDXを推進するために業務部門がIT関連部門やITベンダーとどのように進めていけば良いのかのナレッジが蓄積されていない。」という問題や、「その活動の必要性に対して経営層のコミットを得にくい。」という問題もあります。

 

* 業界内の主要なプレイヤーやトレンド について

下記のようなトレンドがあります。

・ユーザー企業のエンジニア組織の内製化

・DX推進プロジェクトのPMをを支援するベンダー

・アジャイル開発

・モノリスからマイクロサービスへの刷新  

・IT人材やDX人材育成

・AIやRPA、マーケティングオートメーションの活用

プレイヤーとしては下記の種類があります。

・戦略系コンサル企業

・総合系コンサル企業

・IT系コンサル企業

・中小企業向けコンサル企業

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2. ターゲット市場

* 誰が顧客か(顧客の人口統計、興味、ニーズ)について

2025年の崖に直面している企業において、課題を解決するためには根本的には、経営層のコミットメントが必要不可欠であると考えます。

アプローチとしては、「現場のDXプロジェクトを推進しその結果のフィードバックを経営層に行い必要性の確認をしてもらい、後続のプロジェクトを進めていくアプローチ」と、「経営層との対話により必要性を納得いただいた上で、現場への落とし込みを行い推進していくアプローチ」があると考えます。

 

その上で、初期の段階では、下記の2パターンの支援があると考えます。

・大企業の顧客に対しては、経営層の旗振りのもと推進されているDXプロジェクトを支援する

・中小企業の顧客に対しては、経営コンサルティングを行い、IT投資戦略の策定支援を行い、DX推進プロジェクトの実行までを一気通貫で支援する

 

市場の参考情報として、

日本企業の、IT投資にかける予算は売上高の1%程度(企業IT動向調査報告書 2020)です。

欧米では、3%弱との情報もあるので日本ならではの課題があるかもしれません。

また、日本の大企業と中小企業でもIT投資にかける割合は異なり、大企業が1.5%(生産性レポートVol14)との情報があるため、中小企業は1%を下回ると考えられます。

 

* 顧客の問題点や必要性について

「1.業界の背景」で記載した内容が、顧客の問題点と必要性を表していると思います。

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ターゲットのイメージがまだだいぶぼやけていますね。

詳細化は「2.市場分析」のタスクにゆずるとして、このまま進めていきます。

 


3. 自己評価

* あなたのスキル、経験、ネットワーク

スキルについて

・システム開発プロジェクトマネジメント

・エンジニアリングマネジメント

・要件定義、設計、実装、テスト、リリース、保守運用

・新規サービス企画開発

・データ分析基盤開発

・アジャイル開発、ウォーターフォール開発

上記を裏付ける経験について

・ソフトウェア開発会社における、公共向けシステムの開発経験

・ソフトウェア開発会社における、新規サービスの企画から開発、技術営業、保守の一気通貫の経験

・ECサービスにおけるシステム開発と保守の経験、スクラムマスターの経験

・ECサービスにおけるデータパイプライン構築および大規模データ分析の経験

・事業会社における業務アプリケーションの開発保守、プロジェクトマネジメントの経験

・事業会社における新規業務アプリケーションのプロトタイプ開発とPoC実行とそのプロジェクトマネジメント

・事業会社におけるエンジニアリング組織のマネジメント経験

保持している資格について

・PMP ・認定スクラムマスター

・中小企業診断士

 

* 事業に対するあなたの情熱と動機

最近の日本の現状を表すキーワードとして悲観的なものが多い。

例えば、下記のようなものが挙げられる。

・人口減少、少子高齢化

・デジタル後進国

・労働生産性G7最下位

DX推進は、上記のキーワードに対して有効な対策の一つと考えている。

 

次に、ものづくりの楽しさを再発見し、周りの人にも感じてほしいということ。

DX推進が進まない原因の一つとして、ユーザー側と開発側のコミュニケーションロスがあると考えている。

ユーザーが欲しかったものを正しく作る。

作る過程も楽しみ、ユーザーからの感謝を勝ち取り達成感を得る。

その楽しさを伝えていくことが、DX推進の推進剤となると考えている。

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ポジティブなメッセージを送ってくれています。

胃もたれした時に飲む⚪︎田胃酸のような爽やかさが心の中に染み渡ります。

 

残すインプットは、「 4. 競合他社」「5. 社会的・経済的トレンド」ですが、ビジネスプランの次の項目である「2.市場分析」のタスクで出て来たアウトプットを活用した方が良さそうです。

一旦、ここまでの内容で、ビジネスプランの「1.概要(エグゼクティブサマリー)」をアウトプットしてみましょう。

 

少し進め方を変更したいと思います。

下記の2項目については、「ビジネスプラン」の「2. 市場分析」が完了してからあらためてインプットします。

4. 競合他社

  * 競合他社の強みと弱み

  * 自社の差別化ポイント

5. 社会的・経済的トレンド

  * 現在の社会経済環境

  * 関連する法規制や技術進歩

よろしいですか?

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ここまでインプットを分割して順次入力し、分割したインプットごとに内容を理解してもらうという手法を使っています。

都度都度要約してもらう事で、理解した内容をチェックしています。

 

では、ここまでのインプットをもとにビジョン等の作成を行います。

これまでのインプット「1. 業界の背景」「2. ターゲット市場」「3. 自己評価」をもとに、

まず、「事業の目的の決定」を行なってください。

次に、「ビジョンの策定」を行なってください。

そして、「ミッションの作成」を行なってください。

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出来ました。

後続のタスクをいくつか消化した後に再度見直しをかけるとして、一旦は次のタスクに移りたいと思います。

 

次回予告

次回実施するタスクの具体化と、マイルストーンの設定を行います。

前回の次回予告で、マイルストーンの設定を上げていましたが今日は力尽きました!

こんなペースですが、引き続きお楽しみに。

#002.ChatGPTと共にビジョン・ミッションの作り方を考える

前回の振り返り

起業するまでどのようなステップを踏む必要があるのかをざっくり洗い出しました。

洗い出したリストを違うロールでレビューしてもらう事で、妥当性を確認しました。

ChatGPTと共に起業する#001〜378日前 - shujitの日記

 

初めての連載ブログ企画なので、週2か週1ペースで続けて行ければと思います。

 

各プロセスをブレイクダウンする

まず最初のプロセスを実行するために、ブレイクダウンをしてみます。

最初のステップは、「1.ビジネスプランの策定」です。

ゼロショットで洗い出しをしてもらいます。

それでは、提案いただいたプロセスをもとに、各ステップを計画して実行していこうと思います。

まずは、ビジネスプランの策定を行います。

プランの項目と策定のために実施すべきタスクを洗い出してください。

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ある程度やるべきタスクと成果物のイメージが出来るぐらいになりました。

難易度高そうなタスクが並んでいます。

 

最初のタスクの解像度をあげよう

最初のタスクは、「1.概要(エグゼクティブサマリー)」の、「事業の目的、ビジョン、ミッションを明確にする」です。

ここでは、順を追って推論してもらうCoTという手法を使ってみます。

ありがとうございます。

それでは、まず「1.概要(エグゼクティブサマリー)> 事業の目的、ビジョン、ミッションを明確にする」のタスクを実施したいと思います。

最初に、実行に必要なインプット情報のリストを提示して下さい。

次に、インプットの情報をどのように処理して、事業の目的とビジョン、ミッションを決定するかを提示して下さい。

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だいぶ解像度が上がって来ました。

しかし、やはりというか重いタスクですね。

次回は引き続きChatGPTに助けてもらいつつ、タスクを進めてみる事と、

各ステップのマイルストーンの設定をしてみようと思います。

お楽しみに。

#001.ChatGPTと共に起業を企てる

はじめに

ChatGPT を使って長期的なプロジェクトを完遂できるか、の実験のために個人的な趣味と実益を兼ねたテーマで連載してみようかと思いました。

お題の通りで、ChatGPTさんと相談しながら起業する事を一旦のゴールと設定しています。

進める中で、起業までのプロセスや中間成果物、プロンプトエンジニアリングの手法と事例を学びたいと思います。

読者の方にはその過程を見ていただく事で、反面教師にしたり参考にしていただければ幸甚です。

それでは、1日目スタートです。

 

やることを洗い出そう

起業するには何をしなければいけないのでしょうか。

早速ですが、聞いてみましょう。

 

私は1年後に起業しようと考えているソフトウェア技術者兼プロジェクトマネージャーです。あなたには、優秀な起業家サポーターとして、このセッションで、1年後の起業に向けて戦略の立案から最初の顧客獲得までを手伝っていただきます。まずは必要な実施項目の洗い出しを行なってください。

ここでは、「あなたは優秀な起業家サポーター」というロールを与えるだけで、特に他に情報を与えないゼロショットという手法で答えを出してもらいました。

 

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私がソフトウェア技術者というところに引っ張られている項目はありそうですが、なんとなく網羅感はありそうです。

 

やることの抜け漏れをチェックしよう

念の為、ChatGPTさんに自己チェックしてもらいましょう。

 

今出力していただいたプロセスを評価してみて下さい。評価基準としては、銀行の融資担当が納得できるか?新規事業企画者がどのように評価するのか?というそれぞれの観点でチェックしてみてください。

とあるロールを与えてゼロショットで洗い出してもらったので、別のロールを与えてその観点からチェックしてもらいます。

企画者と投資家の2面で評価してもらいました。

 

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網羅できているそうです。一旦信じて先に進めましょう。

次回は、最初のステップをブレイクダウンするところから始めていきます。

お楽しみに。

miroとchatgptを駆使して読書感想文を書いた話

はじめに

6月末をもって転職し、7月からまた事業会社でPM兼SEとして働いております。

転職にあたり、入社前に課題図書に関する読書感想文を書くように、というトラディッショナルな儀式が発生しました。

最後に感想文を書いたのはもう20年以上も前(多分)、サクッと終わらせたいので、若い人がすなるちゃっとじぃぴぃてぃといふものをしてみむとてするなり。

※学校の宿題とかで出題されたお友達は、chatgptを使っていいか先生の指示に従ってくださいね!

まず読む

いきなり、なんだよと思うかも知れませんが、本はちゃんと読まないといけません。

そもそも、相当に有名な書籍でない限り、chatgptに題名を渡して書いてね、で書けるほど世の中甘くありません。

しかし、本エントリーの方法であれば、間違いなく皆さんそれぞれのオリジナルの感想文が書けます。最初が肝心。ここが終われば半分は終わったと思っていいです。

主旨をまとめる

私はmiroを使いましたが、マインドマップで本の主旨をまとめます。

キーワードを樹形図のようにつなげるだけで大丈夫。

ここでまとめた主旨をchatgptにプロンプトとして食べさせるので、ここも丁寧に。

ここが終われば8割は終わったと考えていいです。

参考までに、私の作成したmiroのマインドマップをペタッと貼っておきます。

本の主旨(全景)

本の主旨(右下の一部)

感想を箇条書きで書く

本を読んで感じたことをメモ帳に箇条書きで書いていきます。

今回私が読んだ本は、あくまでも営業職向けの自己啓発本でしたので、本に記載のあったキーワードをシステムエンジニアリングに活かすとしたら、何が重要になるのかのポイントを私なりにまとめたものになります。

こちらも中間成果物を参考に貼っておきます。

これが骨組みになります。ここまでできればもう90%は完了です。

感想箇条書き

chatgptに肉付けしてもらう

先駆者のプロンプターさんのブログ等をいくつか読んで、プロンプトを作ってみました。プロンプトを考える工程も非常に面白いので、自分なりに工夫してみてください。

多分私のはあまりいけていないとは思いますが、それなりのものが出力されました。

プロンプト1.入力の流れの説明

↑これからどのような入力を行っていくのかを伝えます。

プロンプト2.本の主旨

〜中略〜

プロンプト2.本の主旨、に対する出力

↑マインドマップでまとめた本の主旨を入力します。

意図通りに入力できているか、要約を出力してもらうことで確認します。

プロンプト3.感想文執筆者の属性情報

↑あまり意味はないかも知れませんが、感想文の執筆者である自分の属性情報を入力します。

プロンプト4.感想文の構成(骨組み)

〜中略〜

プロンプト4.感想文の構成、に対する出力

↑あとは、感想文の構成にある章立てごとに指定の文字数で出力してもらうと、肉付けされた状態で文章が出力されます。
ゴールは目前です。95%は完了したと言っていいでしょう。

校正する

chatgptから出力された文章は、ある程度それらしいものにはなりますが、ニュアンスなどの文章表現の仕方や、例示のような個別具体の内容が「自分らしくない」ところがままあります。

そういった箇所を最後に自分の言葉に差し替えていくと、自分の感じたことを自分の文章で伝える読書感想文になると思います。

体感ですがここで使う労力は本当に全体の5%くらいです。

いかがだったでしょうか(笑)

本エントリーの方法はchatgptを使って手軽に読書感想文を書くという内容ですが、あくまでも感想文を書く主体は自分自身というところにポイントがあります。

あくまでも本を読むのは自分ですし、主旨の要約をするのも自分、感想文の骨組みを作るのも自分、chatgptには肉をつけてもらう、という役割分担です。

このやり方がしっくりくる方もいれば来ない方もいるかと思いますが、ご参考になれば幸いです。

ミールキットサービスをはじめて利用してみた話

あらすじ

妻の切迫早産によるの入院のため、突然スタートした父子2人の生活。

実家母や妻の妹さん、シッターさんの力を借りながら、なんとか切り抜けていくのだった。

blog.shujit.com

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ようやく1ヶ月が経つと言う頃、やはり買い出しと調理の負担が大きいと感じたshujitは、

とっておきの秘策、MEAL⭐︎KITに望みをかけるのであった。

 

今回の内容

  • その名はヨシケイ
  • お試し5daysその実力
  • 戦いは続く

 

その名はヨシケイ

いくつかの候補はあったのだが、今回はヨシケイというサービスを利用してみた。

yoshikei-dvlp.co.jp

ちなみに、地域によってサービスの数は変わるので、

ご住まいの都道府県+ミールキット

でググってみることをお勧めする。まとめブログなどが出てくる。

 

初めての方限定で、5日分をお得な価格(約半額)でお試しできるキャンペーンがあったので、そちらを試してみた。

いくつかコースがあるのだが、今回は"Cut Meal"にした。

 

お試し5daysその実力

今回の焦点は、楽々作れて、2歳の息子がパクパク食べてくれるか、がチェックポイントとなる。

ちなみに、あまり食べてくれなかった時には、息子の大好物の

"うどん"、"パン"、"かぼちゃスープ"、"とうもろこし"、"なっとう"、"もずく"、

などをあげて満足してもらった。

1日目:豚そぼろ丼、ひじきと大根の煮

所要時間:15分

息子満足度:★★★★☆

父満足度:★★★★★

豚そぼろはとてもよく食べてくれた。

煮物はイマイチのようだ。

 

2日目:青椒肉絲、たたき胡瓜の中華サラダ

所要時間:10分

息子満足度:★★☆☆☆

父満足度:★★★★☆

お肉の触感が好みではなかったのかもしれない。

サラダは胡瓜とコーンは食べてくれた。

 

3日目:甘辛だれのやわらかとり天丼、根菜きんぴら汁

所要時間:10分

息子満足度:★★★☆☆

父満足度:★★★☆☆

とり天はパクパク食べた。

きんぴら汁はちくわと人参をかじった程度。

 

4日目:かじきステーキ、ハムと野菜あえ

所要時間:15分

息子満足度:★★★★★

父満足度:★★★☆☆

魚は大好物なので、ほぼ1人分食べた。

和え物は味付けがよかったのか、まあまあ食べた(もやし以外)

 

5日目:ガリバタチキントマト煮込み、カレーピラフ

所要時間:15分

息子満足度:★☆☆☆☆

父満足度:★★★★☆

目玉焼きとスープに入ったトマトぐらいしか食べなかった。

 

戦いは続く

子供のためのごはんを簡単に作る、という点では、驚く程の効果を感じることはできなかった。

息子の食わず嫌いのせいもあるのかもしれないので、続けていれば慣れてくれるかもしれないのだが、現状だと食べてくれない分、結局別で用意する手間が発生してしまっていた。

大人向けには、10分かそこらで用意できるものとして考えれば、非常に満足がいく美味しさだった。

自炊のレパートリーも余りないので、気分転換として考えても非常に良いサービスだなと思った。

内閣府ベビーシッター券を使ってみた話

記事の内容

  • 内閣府ベビーシッター券とは
  • シッター券のもらい方
  • シッター券の使い方

先日ポストした↓記事で、内閣府ベビーシッター券を使っていることを書いたのだが、そもそもそれってなんなんだとか使い方わかりにくいとかあったので、まとめる。

blog.shujit.com

 

内閣府ベビーシッター券とは

正式には、

企業主導型ベビーシッター利用者支援事業における「ベビーシッター派遣事業」

という名称の事業において、発行使用される割引券のこと。

www8.cao.go.jp

 

ざっくりどんなものかというと、ベビーシッターのサービスを利用する際に使える割引券がもらる。

  • 券1枚当たり、2,200円の割引
  • 対象児童1人当たり、1日2枚まで、月24枚まで
  • 基本的に、乳幼児又は小学校3年生までの児童

※細かい内容は上に貼り付けたリンク先を参照のこと

 

使える条件としては、

  • 勤めている企業がこの事業に参加していること
  • 利用するサービス事業者がこの事業に参加していること
  • シッターサービスを使わないと就労が難しい場合

となる。

※細かい内容は上に貼り付けたリンク先を参照のこと(再)

シッターさんの交通費には充てられない、とか、家事代行のサービスには利用できない、など細かい制限があるので、ちゃんと読むこと。

 

割引券という名前だが、券面に記載された金額だけ後日キャッシュバックされるような仕組みになっている。わかりづらい。

割引券ではなくキャッシュバック券だと思っておくと混乱しない。

 

シッター券のもらい方

まずは、勤め先がこの事業に参加しているかを確認する。

福利厚生の規定などに記載がある場合もあるし、わからなければ人事労務の担当に聞くとわかるはず。

自分の勤め先は、GoogleFormから欲しい枚数を入力して申請すると電子メールで送信されてくるような仕組みになっている。らくちん。

電子でURL発行された割引券は↓こんな感じ。発行した枚数分、URLが送られてくる。

ベビーシッター券

 

シッター券の使い方

前に書いた通り、対象となるサービス事業者でないと割引券を使えないので注意。

こちら↓から対象事業者を検索できる。

acsa.jp

各サービス事業者のサイトなどで、念のため券が使えるかの確認をすると良い。

使い方も併せて載っていたりする。

 

まずは、普通にサービスを利用し、券の利用はサービス利用後に申請するスタイルになっている。

申請するときは、電子で発行された券のURLから「チケットを利用する」ボタンを押すと、サービス事業者の識別コードをQRコード読み取りか直接入力する画面が表示される。

QRコード読み取り or 識別コードを入力すると、利用内容について入力する画面が表示される。

画面イメージは↓こんな感じ。

ベビーシッター券申請画面

入力項目は、下記の通り。

  • 利用開始日時
  • 利用終了日時
  • 対象児童氏名
  • 対象児童生年月日
  • ベビーシッター名
  • 利用場所(都道府県名)

入力したら申請するボタンを押して申請完了となる。

だいたい月初数日間で締めになるので、利用したらその日に申請することをお勧めする。申請し忘れて月またいでしばらく経つと使えなくなる。

 

まとめ

  • 割引券という名称だが、キャッシュバック券である
  • 勤めている企業が福利厚生で提供している必要がある
  • 使えるサービス事業者は限られている
  • 子供1人につき月24枚(=52,800円分)まで使える